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ホワイトボードアニメーションとは? 効果や作り方、活用事例などを解説

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ホワイトボードアニメーションとは? 効果や作り方、活用事例などを解説

「CMで見かけるホワイトボードアニメーションって何?」

「ホワイトボードアニメーションを作りたいけど、作り方がわからない」

このようなお悩みはありませんか?

ホワイトボードアニメーションとは、真っ白な背景に文字やイラストを手書きで風に描いていくアニメーション動画のことです。商品やサービス紹介のほかに、企業のブランディングやプロモーションなどさまざまな用途に活用されています。

テキストやトークに比べてより多くの情報を手軽に届けられるほか、見た人の記憶に残りやすい点がメリットです。実写映像よりも低コストで制作できるため、動画マーケティンを導入したいと考えている企業にも適しています。

この記事では、ホワイトボードアニメーションとは何か、その効果やメリット、作り方など幅広く解説します。

また、動画制作のプロであるムーバルが、ホワイトボードアニメーションの活用方法や制作時のポイントについても詳しくご紹介します。

実際の活用事例もいくつか紹介していますので、ぜひホワイトボードアニメーション制作の参考にしてみてください。

ホワイトボードアニメーションとは?

ホワイトボードアニメーションとは、白い背景に手書き風のイラストや図、文字を描写して映像化したアニメーション動画のことです。とくに、アメリカで人気のある映像手法で、ホワイトボードアニメーション専門の制作会社も多く存在します。

主な作り方は、実際にホワイトボードに手書きをしながら撮影していく方法と、専用の制作ツールを使った方法の2つです。シンプルでわかりやすい動画を作れるので、映像化が難しい無形商材やサービスの紹介動画にも適しています。

ほかにも、プレゼンテーションや動画広告など、幅広い用途での活用も可能です。見る人に内容をわかりやすく伝える手法として、今注目を集めています。

ホワイトボードアニメーションの効果・メリット

ホワイトボードアニメーションによって得られる主な効果やメリットは、以下の4つが挙げられます。

  • 理解しやすく記憶に残る
  • 意思決定につながる
  • 動画を最後まで見てもらえる
  • 低コストで制作できる

1つずつ解説していきます。

理解しやすく記憶に残る

イラストが次々と描かれていくホワイトボードアニメーションは、見た人の関心を引き、記憶に残りやすい点が大きな特徴です。

実際に、英国の心理学者による実験では、ホワイトボードアニメーションを見た人はほかの動画に比べて15%ほど内容を深く記憶していたことがわかっています。

ホワイトボードアニメーションを通して見た人の好奇心を刺激することで、自社のサービスや商品を効率的かつ効果的に伝えることが可能です。とくに、説明や映像化が難しい商材やサービスを紹介したいときに有効な方法となるでしょう。

意思決定につながる

ホワイトボードアニメーションは、見た人の意思決定力が上がりやすいとされています。表現がシンプルで見やすく、見た人が内容をスムーズに理解できるためです。

英国の心理学者の調査では、人が商品紹介している動画よりもホワイトボードアニメーションのほうがわかりやすいと感じた人が2倍もいることが判明しています。さらに、ホワイトボードアニメーションを見た人のなかには、実際に商品を購入した人もいました。

このように、ホワイトボードアニメーションを使って意思決定を促すことで、商品やサービスを購入してもらいやすくなる効果が期待できます。

動画を最後まで見てもらえる

ホワイトボードアニメーションは集中力が途切れづらく、最後まで見てもらいやすい特徴があります。手書きの動作や連続的な描写は見た人に関心をもたせるだけでなく、展開がスピーディーで飽きがこないためです。

動画を見た人は文字やイラストなど形作られていく過程から目が離せなくなり、「次は何が描かれるのだろう」と興味を引きつけられます。これにより、動画を最後まで視聴してもらいやすくなるので、自社の商品やサービスに関する多くの情報が提供可能です。

ホワイトボードアニメーションを活用すれば、商品やサービスの認知度向上やコンバージョン率の向上も狙えるでしょう。

低コストで制作できる

ホワイトボードアニメーションは内容がシンプルな動画のため、低コストでの制作が可能です。実写動画で必要な撮影機材や撮影スタジオ、キャストなどが必要なく、専用の制作ツールと動画編集スタッフのみで制作できます。

実際に描く様子を撮影する場合は、ホワイトボードとペン、撮影機材があれば制作可能です。実写動画のように規模によってコストが膨れ上がることもありません。

動画制作をスモールスタートできるので、これから動画マーケティンに取り組みたいと考えている企業や予算に制約がある場合にもおすすめです。

ホワイトボードアニメーションの活用方法

ホワイトボードアニメーションの主な活用方法は、以下の3つが挙げられます。

  • 商品紹介
  • サービス紹介
  • 会社紹介

それぞれの効果やメリットを把握し、適したシーンで活用していきましょう。

商品紹介

記憶に残りやすく、意思決定につながるホワイトボードアニメーションは、商品を購入してもらうための商品紹介動画に最適です。実写では表現が難しい商品でも、わかりやすく魅力的に伝えられます。

とくに、スマホアプリやソフトウェアといった無形商品の場合、ホワイトボードアニメーションを活用することで必要最低限の情報を過不足なく伝えることが可能です。

最近では、ランディングページにホワイトボードアニメーションを活用する例も増えています。商品の魅力をしっかり伝えたいときにホワイトボードアニメーションは有効でしょう。

サービス紹介

商品紹介同様に、サービスを購入してもらうためのサービス紹介動画にもホワイトボードアニメーションは好適です。トークだけでは説明しづらいサービスをホワイトボードアニメーションにすることで、要点をわかりやすく伝えられます。

ユーザー目線の付加価値についてもエモーショナルに訴えられるので、見た人がサービスを自分事化することも可能です。サービスの仕組みやメリットなどを詳しく解説したい場合にも、ホワイトボードアニメーションが向いています。

会社紹介

最後まで動画を見てもらいやすいホワイトボードアニメーションは、会社紹介動画に使用するのもおすすめです。斬新な印象を与えるだけでなく、企業への親近感をもたせられるので企業ブランディングにも適しています。

また、膨大な情報を短時間で伝えられるため、見た人への押しつけ感が少ない点もメリットの1つです。会社紹介の場合は、アニメーションの最後にビジョンや理念を手書きで紹介することで、企業の認知度向上にもつながるでしょう。

ホワイトボードアニメーションの作り方

ホワイトボードアニメーションは、以下の流れに沿って制作されます。

  • 企画・絵コンテの作成
  • 撮影
  • 編集

制作手順を把握して、理想通りのホワイトボードアニメーション動画を作りましょう。

企画・絵コンテの作成

最初に動画を作る目的やターゲットを決め、企画内容を考案していきます。動画を通して伝えたい内容やメッセージを明確にし、全体の構成やストーリーを作成していきましょう。

構成がある程度まとまったら、絵コンテを作成します。絵コンテとは、ホワイトボードアニメーション動画全体の動きや構図を決めていくための設計図です。構成にもよりますが、1分の動画に対して絵コンテは最低でも4枚程度必要になります。

ロゴや商品など、オリジナルの素材が必要なときはこの工程で素材を作成しておくとスムーズです。また、ナレーションを挿入する場合は、絵コンテと一緒にセリフも決めておきましょう。

撮影

企画と絵コンテが完成したら、手の動きや文字の描写をじっくりと撮影していきます。

おすすめの撮影方法は、1コマ描いて消すまでをワンセットとして撮影する方法です。1コマずつ最後までしっかり撮影しておくことで、ピントがずれたり、間違いがあったりした場合の修正がしやすくなります。

ホワイトボードアニメーションの専用ツールを使う場合、用意されているテンプレートに従って必要なカットを作成するだけです。ツールを使うことで自社での制作も簡単にできるようになるので、活用シーンに合わせて選択してみてください。

編集

必要なカットを撮影し終えたら、編集でつなぎ合わせて1本の動画にしていきます。撮影した映像を編集ソフトを使って不要な部分をカットしたり、タイミングを調整したりしてアニメーションを完成させていきましょう。

テキストやBGM、ナレーションの追加もこの工程でおこないます。しっかりメッセージ性をもたせるためにも、各シーンの尺やアニメーションのタイミングに合わせて挿入していきましょう。

ひと通り作成したら、動画を再生して最終調整をおこないます。問題がなければホワイトボードアニメーション動画の完成です。

効果的なホワイトボードアニメーションを作るポイント

効果的なホワイトボードアニメーションを作るときのポイントは、以下の3つが挙げられます。

  • フォントは手書き風のものを使う
  • 文字の量を多くしすぎない
  • エフェクトの使いすぎに注意

1つずつ解説していきます。

フォントは手書き風のものを使う

ホワイトボードアニメーションは手書きのイラストを主体とした動画です。ゴシック体や明朝体といったフォントを使うと違和感が出てしまうため、必ず人が描いたような手書き風のフォントを使用しましょう。

手書き風のフォントは動画が親しみやすい雰囲気になるほか、見た人の興味を引きやすくなります。ただし、多用するとメッセージ性が薄れる可能性があるため、手書き風のフォントを中心にバランスを意識して使用してください。

文字の量を多くしすぎない

ホワイトボードアニメーションは文字が多すぎると見る人に負担がかかってしまうので、できるだけ文字による解説は減らしましょう。文字の量が多いと画面がごちゃごちゃしてしまい、動画の途中で離脱する可能性が高まってしまいます。

テロップを記載する場合も、そのまま文章として挿入するのではなく簡潔にまとめることがポイントです。できるだけ文字による解説を減らし、強調したい内容や重要な箇所にだけ記載するよう心がけてください。

エフェクトの使いすぎに注意

ホワイトボードアニメーションのツールを使って制作をする場合は、エフェクトの使いすぎに注意が必要です。とくに、手が動くエフェクトを多用すると、動画のテンポが悪くなって見づらくなってしまいます

スライドやフェードインといったほかのエフェクトも使いすぎには注意し、あくまでイラストレーション主体で見せられるように制作していきましょう。

ホワイトボードアニメーションの事例

ここでは、活用方法別にホワイトボードアニメーションの事例を紹介します。商品やサービス、会社の特色に合ったホワイトボードアニメーションになっているので、ぜひ制作の参考にしてみてください。

商品紹介への活用事例

こちらは、兵神装備株式会社の商品紹介動画です。さまざまな液体を移送できる「モーノポンプ」を紹介しており、テキストでは説明しづらい製品をホワイトボードアニメーションで解説しています。

見た人が理解しやすいよう、パーツの名前や液体の流れる仕組みをイラストで表現している点がポイントです。説明が複雑な商品の紹介動画の参考に適しています。

サービス紹介への活用事例

こちらは、リノベる株式会社が展開する「リノベる。」のサービス紹介動画です。リノベーションのデザインや施工、物件探しのサポートまでをホワイトボードアニメーションで解説しています。

イラストを用いていることで、見た人にとって理解しやすい内容にまとめられている点が特徴です。提供しているサービスと、物件探しから実際に暮らすまでの流れがイラストで描かれているので、サービスを利用したときのイメージがしやすい動画となっています。

会社紹介への活用事例

こちらは、Webサービスの開発や運営をおこなっている「株式会社ココナラ」の会社紹介動画です。ココナラがどのようなサービスを展開しているのかをホワイトボードアニメーションを用いて解説しています。

この動画の最大の特徴は、ナレーションが一切入っていない点です。スマホから無音で見られることの多いSNS配信を目的としているため、音声がなくても内容が理解できるよう工夫がされています。

まとめ

ホワイトボードアニメーションとは、白い背景にイラストや文字を手書きで描写していく動画です。商品やサービス紹介、動画広告など幅広い用途に使用されています。

ツールを使って自社での制作も可能ですが、ノウハウがない場合は制作会社への依頼も検討してみましょう。高品質でオリジナリティのあるホワイトボードアニメーションが制作できます。

さまざまな活用事例を参考に、自社に取り入れるかぜひご検討くださいね。

動画制作や映像制作会社についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックしてみてください。

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