- 動画制作の流れ
- 納期
動画制作の納期を動画制作会社が解説!短納期で依頼するためのコツも紹介!
「動画制作の納期を知りたい」
「納期を短くする方法ってあるの?」
あなたは上記のように困っていませんか。
動画制作を依頼したいと思っていても、納期が分からなければ何か月前に発注すればいいかわかりません。
動画制作の納期の目安は、おおよそ1ヵ月~2ヵ月くらいです。
本記事では、動画制作の納品までの流れと納期を短くするコツを説明します。納品の流れは動画制作を依頼する際に覚えておいて損はありません。
動画制作会社が実績をもとに解説していますので、ぜひ最後まで読んでください。
動画制作の納期の目安
動画制作の納期は、1ヵ月~2ヵ月くらいが目安です。納品までの流れは以下の通りです。
- ヒアリング
- 見積もり・提案
- ターゲット設定・企画
- 契約
- 撮影
- 編集
- 納品
詳しく説明していくので、1つ1つ見ていきましょう。
ヒアリング(1週間)
ヒアリングは、動画制作をする際、初回の打ち合わせで行われます。制作会社が動画制作の目的、ターゲットなどを確認するためのもので、ヒアリングをもとに絵コンテの制作や企画の立案など、動画制作が進行されます。
打ち合わせの場で聞かれることに答えるだけでなく、動画制作の目的や背景、具体的な予算などを事前に考えておきましょう。
例えば、目的はブランディングや集客といったワードではなく、「CVRを1%上げたい」「20代男性に認知を広めたい」など、数字も併せて提示できるといいです。
動画制作が初めてであれば専門用語やわからない部分があると思いますが、疑問・不安な点は制作会社に聞いてみてください。わからないまま契約をし、トラブルになる方が大変です。1週間はあくまで目安なので、納得いくまでヒアリングすることが大切です。
見積もり・提案(1週間)
ヒアリングをもとに、見積もりと企画が提案されます。動画の長さや、実写かアニメーションかなど制作会社から提案されます。見積もりで提示されるのは、企画制作費、撮影技術費、編集技術費などです。
見積もりは合計金額だけでなく、工程ごとに細かく見ておきましょう。特に注意したいのは、無料での修正回数や追加撮影時の費用です。あとになって高額請求されることもあるため、チェックしておきましょう。
ターゲット設定・企画(1週間)
制作会社が作成した企画が提案されます。動画の内容を表したラフや絵コンテを提示されるので、要望どおりになっているか確認しましょう。
動画のターゲットもいま一度確認したいポイントです。契約してしまうと、内容の修正は簡単にできません。想定しているターゲットが設定されているか、要望が反映されているか念入りにチェックし、少しでも疑問に思うことがあれば聞いてみてください。
要望と異なる部分は修正してもらい、完成図に近づけていく作業になります。
動画制作は撮り直しが難しく、アニメーションであっても修正には費用がかかるため、企画の作成が最も重要な工程です。制作会社と同じイメージを共有できているか、何度も確認しましょう。
契約(1日)
企画のすり合わせが終わったら、いよいよ契約です。
契約書に目を通し、依頼内容と相違がないかチェックします。
小さい字で注意書きが書かれている場合もあるので、隅々まで読みましょう。
撮影(1日)
契約を締結したら、シナリオをもとに撮影に入ります。
撮り直しが難しいため、担当者が現場に立ち合って、イメージ通りに撮影できているか確認するのが理想です。
絵コンテで動画の内容は決まっていますが、声のトーンやセリフのテンポなど、実際の撮影だと違う部分もあるかもしれません。現場で気になったら指示を出して修正をお願いしましょう。
後日修正を依頼しても出来ないことが多いですし、承諾されても撮り直しとなるため、さらに予算がかかります。
映像にこだわる場合は2日以上かかることもあるため、スケジュール確認しておくといいでしょう。
編集(2週間)
制作会社がテロップやBGMの挿入、アニメーションの追加を行います。編集は1週間程度で終わりますが、発注者からの修正対応があるため、2週間くらいが目安です。
発注者が納得いくまで修正依頼を出し続けましょう。しかし、あまりにも追加編集が多いと納期がずれる恐れがあるため、ヒアリング段階でイメージのすり合わせが大切になってきます。
予算でクオリティが変わってくるので、実際の映像を見たときにがっかりしないよう、この予算でこのクオリティができる、と把握しておきましょう。
納品(1日)
納品後に修正があると、追加費用がかかるのが一般的です。そのため、テロップの内容や位置、動き、BGMなどの細部に至るまで入念にチェックしましょう。
修正箇所がなくなれば、発注者が指定したファイル形式で納品されます。納品後も修正した内容が反映されているか、忘れずに確認してください。
動画制作の納期を短くする方法
制作会社の負担を軽くすることで、納期を短くする方法は以下の3つです。
- 仕様書を提出する
- 絵コンテや企画書を提出する
- 素材を提供する
仕様書を提出する
納期を短くする1つ目の方法は、「仕様書の提出」です。
仕様書の提出は、先述した「動画制作の納期の目安の項目」をすべて包括する行為です。仕様書は制作してほしい動画の設計図となるもので、制作会社が作ることが多いのですが、発注者が作成することで納期を短くできます。
仕様書の記載内容は決まっていませんが、盛り込む情報が多いほど制作会社の負担が減り、打ち合わせなどの時間が減ります。あらかじめ仕様書に予算や企画などを記載することで、納期が短くなるでしょう。
発注後のトラブルを減らしたり見積もりを安くしたりといったメリットもあるため、余力があれば作成することをおすすめします。
絵コンテや企画書を提出する
納期を短くする2つ目の方法は、「絵コンテや企画書の提出」です。
動画制作の納期の目安のヒアリング、見積もり・提案、ターゲット設定・企画を巻き取る行為です。絵コンテは制作会社が作るのが一般的ですが、発注者が簡単なものでも作ることで負担が軽くなります。台本やイラスト、セリフのみをまとめたものでも、あるとないとでは大違いです。
企画書にはターゲット設定・企画を記載します。制作会社が提案してくることを先回りで行うため、納期が短縮されることがあります。企画は動画制作で一番重要なため、こちらから出して終わりというわけにはいきません。しかし、土台があることで打ち合わせの時間を減らし、納期短縮につなげられるでしょう。
素材を提供する
納期を短くする3つ目の方法は、「素材の提供」です。
動画制作の納期の目安の編集を手助けする行為です。動画制作では何百もの素材を使うので、効果音やBGMなど、素材と使用場所を何個か提示するだけでも制作会社の負担が減ります。自社にある素材を提供すれば、制作会社が素材を探す手間が省けるだけでなく、製作費の削減にもつながります。
使用するすべての素材は用意できないかもしれませんが、これを絶対使ってほしいというものだけでも提供することで、納期が短縮されることがあります。
動画制作納期の目安を把握して計画的に発注しよう!
動画制作の納期の目安は、1ヵ月~2ヵ月くらいです。
この記事では、初回のヒアリングから始まり、納品までの流れを説明しました。中でも重要なのは「企画」と「編集」です。
企画は「動画の7割は企画で決まる」と言われるように、動画制作でもっとも重要であり、時間をかけて考えなければなりません。
編集は、発注者が直接触れることができない分、念入りにチェックして要望通りに仕上がっているか確認することが大切です。納得いくまで修正依頼を出しましょう。
納期を短くするためには、仕様書・絵コンテ・素材を提供する方法があります。しかし、納期が短くなる一方、発注者への負担も大きく、時間がかかるでしょう。
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