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テレビCMの制作の流れとは? 制作にかかる期間や費用を解説【制作会社監修】

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テレビCMの制作の流れとは? 制作にかかる期間や費用を解説【制作会社監修】

「テレビCMを作りたいけれど、何からはじめればいいのかわからない。」

「制作の流れや費用感が曖昧で、不安に感じている。」

このようなお悩みをお持ちではありませんか?

テレビCMは高額な投資になることが多く、企画や撮影、編集、放映など多くの工程があるため、初めての方にとってはハードルが高く感じられるかもしれません。また、ネットで調べても情報が断片的だったり、広告的な内容ばかりだったりして判断に迷う方も多いでしょう。

そこで本記事では、テレビCMやwebCM、タクシー広告など豊富な実績のある動画制作会社のムーバルが、テレビCM制作の流れを一から丁寧に解説します。さらに、期間や費用の目安、費用を抑えるための工夫まで網羅的に紹介していきます。

「まずは全体像を知りたい」「自社に合ったCMの作り方を見極めたい」という方に向けて、わかりやすく実践的な情報をお届けしているので、テレビCM制作を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

テレビCMの種類

テレビCMの代表的な手法には、実写映像を使ったものとアニメーションを用いたものがあります。ここでは、それぞれの特徴と魅力を解説します。

実写映像

実写映像を使ったテレビCMは、現実の人物や風景を撮影することで、視聴者に強い共感や信頼感を与えられるのが大きな特徴です。

たとえば、タレントや社員が出演することで、ブランドの信頼性や親しみやすさを演出できます。また、実際の商品やサービスをそのまま映し出せるため、視聴者に具体的な使用イメージも伝わりやすくなります。

一方で、ロケ地の手配やキャスティング、天候などの要素に左右されやすく、柔軟な修正が難しい面がある点に注意が必要です。

アニメーション

アニメーションを用いたテレビCMは、実写では再現が難しいシーンやファンタジー的な世界観、抽象的なコンセプトを自由に表現できるのが魅力です。

キャラクターや世界観を自在にデザインできるため、視聴者の印象に残りやすく、ブランド独自の個性を打ち出すことも可能です。また、撮影が不要な分、天候やスケジュールに左右されにくく、修正も比較的簡単です。

一方、制作コストを抑えられるケースもありますが、作画のクオリティや演出によっては時間や費用がかさむこともあるため、目的や予算に応じた検討が重要です。

テレビCMの作り方

テレビCMの制作には、以下のような多くの工程があります。

  • 打ち合わせ
  • 企画・構成
  • 絵コンテ制作
  • 【実写映像】キャスティング~撮影
  • 【アニメーション】制作
  • 編集
  • MA(BGM・効果音・ナレーション)
  • 初稿チェック・修正
  • 納品
  • 考査・放送枠の決定

ここでは、テレビCM制作の具体的な流れを紹介します。

なお、以下の記事では、CM制作を依頼する際の流れやスケジュール、外注の相場などを詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。

CM制作を依頼する際の流れを解説!スケジュールから相場まで

打ち合わせ

制作の第一歩となる初回の打ち合わせでは、広告主・制作会社・広告代理店が集まり、CM制作の目的や方向性を共有します。

ここでは、誰に向けて何を伝えるのかというターゲット設定や訴求ポイント、使用する媒体、予算の範囲、スケジュールなど、基礎となる情報を整理します。関係者全員が同じゴールを目指すためにも、この段階でのすり合わせは非常に重要です。

企画・構成

打ち合わせの内容をもとに、制作会社が企画案を立案します。CMのコンセプト・ストーリー構成・尺(時間)の決定・表現方法の選定などを行いながら、予算配分も同時に検討します。

ここで整理された企画内容は、今後の制作工程の土台となるため、明確かつ具体的であることが重要です。効果的なCMにするためには、この段階でのプランニングがカギを握ります。

絵コンテ制作

企画が固まると、次に行うのが絵コンテ(ビジュアルコンテ)の制作です。絵コンテとは、シーンごとのカット構成を絵とテキストで示したもので、カメラワーク・セリフ・ナレーション・効果音・BGMなどの要素も含まれます。

完成映像のイメージを関係者で共有するための重要な工程であり、撮影やアニメーション制作の設計図ともいえる存在です。ここでの認識のすり合わせが、後々の工程の精度に大きく影響します。

【実写映像】キャスティング~撮影

実写CMの場合は、絵コンテをもとにキャスティングと撮影準備を進めます。キャスティングでは、商品やブランドイメージに合った人物を起用することが重要です。

撮影場所は、スタジオ撮影とロケーション撮影があり、表現したい世界観やスケジュール、予算に応じて使い分けます。

撮影準備では、衣装・小道具・照明などの手配を行い、当日の進行をスムーズにするためのスケジュール管理も欠かせません。

【アニメーション】制作

アニメーションCMの場合は、まずキャラクターデザインや背景、アイコンなどの素材を制作し、続いて原画の作成に入ります。

原画とはアニメーションの基礎となる主要な動きの絵のことで、これをもとに中割り(中間の動き)を行い、より滑らかな動きを表現します。

その後、彩色や背景との合成を経て完成映像に近づけていきます。アニメーションは工程が細かく分かれているため、スケジュール管理と各工程でのクオリティチェックが成功のカギとなります。

編集

撮影・制作された映像素材をもとに、編集作業を行います。まずは仮編集で全体の流れやタイミングを調整し、その後、本編集で映像を完成形に仕上げます

この段階では、テロップやナレーション、BGM、効果音などを加えていき、情報の伝達力と演出効果を高めていきます。編集のクオリティによってCMの印象は大きく変わるため、細部までこだわった調整が重要です。

MA(BGM・効果音・ナレーション)

MA(Multi Audio)は、映像に音を加える最終段階の音声編集作業です。BGMや効果音、ナレーションなどを細かく調整し、全体の音のバランスやタイミングを整えます

音声は視聴者の感情に強く訴える要素であるため、音質や音量のチェックも厳密に行います。高品質な音響設計が、CM全体の完成度を大きく左右するといえるでしょう。

初稿チェック・修正

編集が完了した初稿は、広告主へ提出され、内容確認が行われます。この段階では、映像全体の構成やテンポ、ナレーションの文言、ロゴの表示タイミングなどを細かくチェックします。

気になる点があれば具体的な修正内容を制作会社に伝え、必要に応じて再編集が行われます。的確なフィードバックが、理想の完成形に近づけるポイントになるでしょう。

納品

修正を終えて完成したテレビCMは、放送局に納品されます。納品形式は高画質の放送用データと、確認用の低画質データの2種類が一般的です。

納品前には再度チェックを行い、音声や映像の乱れがないかを最終確認します。納品後は、放送日程の調整や各種書類の提出など、事務的な手続きも進めていきます。

考査・放送枠の決定

テレビCMは、放送前にテレビ局による「考査」と呼ばれる審査を受ける必要があります。これは、放送基準や法令に反していないかを確認するための重要な工程で、通常は数日から1週間程度かかります。

考査を通過したあとは、視聴者の属性や時間帯に応じて適切な放送枠を選定し、放映計画を立てていきます。この工程は、CMの効果を最大化するうえでも非常に重要です。

テレビCMの制作にかかる期間は?

テレビCMの制作には、一般的に3か月から半年ほどの期間がかかります。初期のヒアリングから企画・構成の立案までで約1か月、キャスティングや撮影、編集、音声の調整を含む制作期間としてさらに約2か月を要するのが一般的な流れです。

その後、修正作業や納品、テレビ局による考査や放送枠の決定が行われ、全体で3〜6か月を見込んでおくと安心です。ただし、CMの内容や撮影の規模、出演者の調整、放送スケジュールなどにより前後するため、余裕を持ったスケジュール設計が重要です。

テレビCMの制作費用

テレビCMの制作では、企画・撮影・編集などの制作費用と、放送にかかる出稿費用(放映料)の2つが主なコストとなります。ここでは、各工程ごとの費用の目安や内訳について、具体的な相場とともに解説していきます。

企画・プランニング費用

企画・プランニングには、構成案の作成やシナリオ開発、ディレクション業務が含まれます。制作会社とのやり取りや提案にかかるコミュニケーションコストもこの段階で発生します。

費用の相場はおおよそ10万円〜30万円です。CMの方向性を決める重要なステップであり、明確なコンセプト設計と構成によって、後工程の精度も大きく変わります。

【実写映像】出演料

タレントを起用する場合の出演料は、知名度や契約期間、使用媒体(テレビ、Webなど)によって大きく変動します。

たとえば、全国的に認知度の高いタレントであれば数百万円〜数千万円、地方タレントやインフルエンサーの場合は30万円〜100万円程度が目安です。

契約期間が1年を超えると費用も高くなる傾向にあるため、使用目的や放送期間に応じた調整が必要です。

【実写映像】撮影料

撮影にかかる費用は、撮影場所、機材、人件費などで構成されます。スタジオ撮影であれば20万円〜50万円程度、ロケーション撮影になると50万円〜80万円程度が一般的な相場です。

機材レンタル、撮影スタッフの人件費、ロケハン費用などが含まれ、撮影日数や内容によっても変動します。より大規模な撮影になると、100万円以上になるケースもあります。

【アニメーション】制作費

アニメーション制作は、技法によって費用が大きく異なります。比較的シンプルな2Dアニメーションでは30万円〜100万円程度で制作可能ですが、3Dアニメーションや複雑なモーショングラフィックスを取り入れると100万円〜300万円以上かかることもあります。

品質や表現の自由度が高い一方で、細かい演出の追加や修正によってコストが増加する場合もあるため、事前の設計が重要です。

編集費

編集工程では、仮編集・本編集を通じて映像を完成させていきます。作業にはカット編集、テロップや字幕の挿入、色味や明るさの調整、効果音の追加などが含まれます。

費用の相場は15万円〜40万円程度で、映像の長さや演出の複雑さに応じて変動します。音楽やナレーションの追加もこのタイミングで行われ、仕上がりの印象を大きく左右する工程です。

CM放映料

テレビCMの放映料は、地域・時間帯・放送枠の種類によって大きく異なります。

たとえば、関東エリア(地上波)では1回30万円〜100万円、関西エリアでは4万円〜25万円が目安です。

特定の番組内で放送する「タイムCM」は高額で長期契約が必要な一方、番組や時間帯を選ばない「スポットCM」は短期での出稿も可能です。予算に合わせた柔軟な放送計画を立てることがポイントです。

テレビCMの制作費用を抑えるポイント

テレビCMの制作費用は決して安価ではありませんが、工夫次第で予算を抑えることも可能です。ここでは、効果を維持しながらコストダウンを実現するための具体的な方法をご紹介します。

タレントを起用しない

タレントを起用すると、その出演料だけで数十万円〜数百万円の費用が発生します。そこで、費用を抑えたい場合は、有名タレントの代わりに自社の社員や無名の俳優・インフルエンサーを起用するという選択肢があります。

社員が出演することで企業のリアルな雰囲気を伝えることができ、信頼感を醸成する効果も期待できます。また、無名でも演技力や個性のある人材を採用すれば、視聴者の印象に残るCMに仕上げられます。

実写映像はロケでなくスタジオで撮影する

屋外でのロケーション撮影は、場所の確保、許可申請、移動費、天候リスクなどの要因によりコストがかさみがちです。そのため、撮影費用を抑えるにはスタジオ撮影を選択するのが効果的です。

スタジオであれば天候に左右されず、撮影スケジュールも立てやすくなります。照明や音声環境も安定しており、計画通りに進行しやすい点も大きなメリットです。

結果として、トラブルの回避や人件費の削減にもつながるでしょう。

実写映像ではなくアニメーションにする

実写撮影に比べて、アニメーション制作はスタジオ代や撮影スタッフ、出演者などのコストが不要なため、条件によっては費用を抑えやすい傾向にあります。

さらに、表現の自由度が高く、実写では難しい世界観や抽象的なイメージも視覚的に伝えられます。加えて、あとからの修正もしやすく、手戻りによる追加費用のリスクも低減できます。

ただし、演出や作画のクオリティによってはコストが増すこともあるため、予算とのバランスを見極めながら進行することが大切です。

まとめ

ここまで、テレビCMの種類から制作の流れ、費用の相場やコストダウンの方法まで、幅広くご紹介してきました。

テレビCM制作を成功させるためには、

  • 実写とアニメーションの特性を理解し、目的に合った表現方法を選ぶこと
  • 企画・撮影・編集など制作フローを把握し、計画的に進行すること
  • 予算に応じてタレントの起用や撮影手法を工夫し、コストを最適化すること

が重要なポイントです。

初めてCM制作を行う場合は、信頼できる制作会社に相談しながら、目的や予算に応じて柔軟にプランを立てることをおすすめします。この記事を参考にしながら、自社に合ったテレビCM制作の方法を検討していきましょう。

なお、300社・1,000件以上の制作実績を誇る動画制作会社MOBAL(ムーバル)は、テレビCMやwebCMなどの制作実績も豊富。予算に応じて最適なプランをご提案します。まずは無料でコンシェルジュにご相談ください!