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実写動画とは? 事例や活用シーン、メリット・デメリットを解説【制作会社監修】

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実写動画とは? 事例や活用シーン、メリット・デメリットを解説【制作会社監修】

「実写動画とは何?制作するには、具体的にどうすればいいんだろう」

「自社で実写動画を活用したいけれど、本当に費用対効果はあるのだろうか…」

「実写動画を制作する前にメリット・デメリットを知りたい」

このような疑問や不安を抱えていませんか?動画マーケティングの重要性が高まる中、実写動画の活用を検討していても、制作方法がわからず困る人も多いです。

そこでこの記事では、動画制作のプロであり、業界でも高い実績を誇るMOBALが、実写動画についてわかりやすく説明します。

実写動画の基礎知識や制作の流れ、具体的な活用事例や活用シーン、制作を成功させるためのポイントなどをご紹介。さらに、実写動画のメリット・デメリットもくわしく解説していきます。

これから実写動画の制作を検討している方はもちろん、すでに制作を進めている方にも新たな気づきが得られる内容となっています。実写動画をうまく活用するためにも、ぜひ最後までご覧ください。

実写動画とは?

実写動画とは、実際の人や商品、店舗、風景などをカメラで撮影して作られる動画のことです。俳優やタレントを起用することもありますし、実際の社員が出演して会社の雰囲気や商品をわかりやすく紹介もできます。

アニメーションやCGとは違い、現実そのものの質感や臨場感をリアルに伝えられるのが特徴です。商品の細かな部分やオフィスの雰囲気、働く人たちの表情など、リアルな映像を通じて見る人に印象付けられるでしょう。

企業のPR動画や商品紹介、ブランディング、採用向けの動画、インタビューなど、さまざまな場面で活用されています。

実写動画の活用シーンを事例と共に紹介!

実写動画はさまざまなビジネスシーンで活躍します。ここでは、実写動画の活用シーンを、実際の成功事例とともに紹介します。ぜひ実写動画を制作する際の参考にしてください。

会社紹介動画

会社紹介動画は、企業の事業内容や理念、社風、強みなどを伝える実写動画です。オフィスや工場などの職場環境や、社員の生き生きとした表情、実際の業務風景を映し出すことで、企業の「リアル」を視聴者に効果的に伝えられます。

動画内に経営者のメッセージや社員インタビューなどを含めれば、さらに企業の魅力が伝わるでしょう。採用活動や取引先へのPRなど、さまざまな場面で活躍する動画です。

『NOMOKOTSU』会社紹介動画

「NOMOKOTSU」の会社紹介動画です。社員へのインタビューを中心に構成されており、一緒に働く人や求められる人材像がわかる内容になっています。また、社員の生の声を通じて、やりがいも伝わってきます。

イベント・展示会動画

イベント・展示会動画とは、イベントや展示会中に流す動画のことです。会場を盛り上げたり、参加者の興味を引き続けたりするなど、イベントをより魅力的にする効果が期待できます。

質の高いイベント・展示会動画があれば、イベントの全体的な印象を高めるだけでなく、他社との差別化も可能です。また、視聴者に会社の魅力を印象付けたり、必要な情報をわかりやすく伝える点でも役に立つでしょう。

WeWork Japan『リンクスクエア新宿3周年記念』イベント動画

「WeWorkリンクスクエア新宿」の3周年イベントで流すために制作された動画です。動画には知り合いや自分が写っているシーンが盛り込まれており、イベントの参加者が楽しめるよう工夫されています。明るく活気に満ちた会社の雰囲気が映像を通じて伝わってくるのも魅力的です。

採用動画

採用動画は、企業の魅力や仕事内容、社風を就職活動中の学生や転職希望者に向けて伝えるための動画です。実際の職場環境や社員の姿を映し出すことで、仕事の具体的なイメージをわかりやすく伝えます。

社員の声や表情を通して、「働きがい」や「やりがい」など、文字だけでは伝わらない部分を感じてもらえるのが魅力です。さらに、オフィスや現場の様子、福利厚生施設、社内イベントの様子も含めれば、企業のことをより鮮明に伝えられるでしょう。

『成田国際空港』採用動画

「成田国際空港」の採用力強化のために制作した動画です。空港内外で撮影された映像が次々と切り替わり、多彩なシーンや登場人物が登場することで視聴者を引きつけます。成田空港の広大なスケールや、さまざまな職種が活躍する現場の多様性が伝わり、空港で働くことへの関心を高める内容となっています。

インタビュー / 導入事例動画

インタビューや導入事例動画は、対象者の生の声を通じて具体的なメッセージを伝える動画です。実際のユーザーが自らの経験を語ることで、内容に高い信頼性と説得力を持たせられるでしょう。

たとえば、社員インタビューは、働く環境や仕事のやりがいを伝え、新卒や中途採用でのアピールに活用されます。経営者インタビューでは、経営者が自社や商品への思いを語り、企業のビジョンを強く印象付けます。また、顧客インタビューでは、商品の使用感や満足点を語ってもらうことで、リアルな魅力を発信できるでしょう。

『ノートン IDアドバイザー』ユーザーボイス動画

「ノートン IDアドバイザー」の利用者インタビュー動画です。個人情報が流出してしまった利用者が、ノートンの通知でその問題に気づき、サポートを受けながら解決に至るまでの体験を語っています。いざというときでも安心できるサービスの魅力が伝わる動画です。

PR動画

PR動画とは、企業や製品・サービスの魅力を視聴者に伝えるための動画です。テレビCMのような短いものから、ウェブ配信向けの長めの動画まで、目的や配信媒体に合わせてさまざまな長さで制作されます。

商品の使い方や顧客の声などをリアルに映すことで、視聴者の心に直接訴えかけます。また、有名人や実際の利用者を起用したり、ドラマ仕立てにしたりすることで、商品・サービスの魅力を印象付け、視聴者の購買意欲アップも期待できるでしょう。

夜久野物産『黒豆茶』PR動画

夜久野物産『黒豆茶』のPR動画です。黒豆茶の高級感を感じさせる映像素材を厳選し、さらに音楽、フォントで日本らしさを際立たせています。比較的短い動画なので、さまざまなシーンで使用できる汎用性の高い動画に仕上がっています。

ブランディング動画

ブランディング動画は、企業・商品のコンセプトや世界観を印象的に伝える動画です。PR動画よりも商品の説明や販促要素は少なく、アイデンティティやストーリーなど抽象的な内容を映像で表現しています。

たとえば、企業の歴史や理念をもとにしたストーリー、商品の背景やこだわりなど、ブランドの価値を深く伝える内容が特徴的です。質の高いブランディング動画があれば、企業のイメージアップや認知度拡大が期待できるでしょう。

『水口松夫水産』企業ブランディング動画

「水口松夫水産」の企業ブランディング動画です。ドローンを活用して、海や島、船を臨場感たっぷりに映し出しています。洗練された映像からは職人の高い技術が感じられ、企業や従業員が業務に対して真摯であることも伝わってきます。

プロモーション動画

プロモーション動画は、商品・サービスの魅力を伝え、売上アップや利用率アップを目的とした動画です。商品の使用シーンや特徴を実際に映し出すことで、視聴者の興味を引き付けます。

実写でプロモーション動画を作ると、商品の使用感や効果、サイズ感などをリアルに伝えられるのが魅力です。また、実際のユーザーの声や専門家による解説なども含めれば、商品の魅力がより具体的に視聴者に届くでしょう。

『ラブグラフ』WebCM動画

『ラブグラフ』のWebCM動画です。実際の撮影シーンを映しながら、サービスについてわかりやすく伝わるように制作されています。視聴者の知りたい情報が短い動画にうまくまとめられており、「利用してみたい」という気持ちを引き出します。

商品紹介動画

商品紹介動画は、自社の製品の特長、使い方、利点などをわかりやすく伝えるための動画です。商品の魅力を視聴者に知ってもらい、売上アップを目的としています。

実写で商品紹介動画を制作するときは、目に見えないものよりも実際に手に取れる商品が向いています。実際の利用シーンやユーザーの声などを含めれば、より説得力のある動画に仕上がるでしょう。

L.L.Bean『850ダウンジャケット』商品紹介動画

L.L.Bean『850ダウンジャケット』の商品紹介動画です。実際にジャケットを着たシーンが映し出され、商品のイメージを伝えています。短いながらも目を引く映像にゆったりとしたBGMを合わせて、落ち着いた雰囲気の中で商品の魅力がわかります。

サービス紹介動画

サービス紹介動画は、企業のサービスの特長や利点、使い方をわかりやすく伝える動画です。この動画の目的は、視聴者にサービスの魅力を訴えかけて興味を持ってもらい、実際に利用してもらうことです。

実写でサービス紹介動画を制作するときは、サービスの具体的な使い方や、実際にサービスを利用しているシーンを盛り込むとさらにわかりやすくなります。また、使用前後の変化を見せると、サービスの効果が具体的に伝わるでしょう。

『古着deワクチン』サービス紹介動画

『古着deワクチン』のサービス紹介動画です。実際にありそうな悩みを取り入れた通販番組風の演出が特徴的です。さらにBefore・Afterの変化を交えながら、サービスの魅力がわかりやすく伝わるよう工夫されています。全体的に軽快で楽しい雰囲気で、ついサービスを使いたくなる動画になっています。

マニュアル動画

マニュアル動画は、製品やサービスの使い方をわかりやすく説明する動画です。文字だけの説明では伝わりにくい部分も、実際の操作や手順を映像で示すことで、視聴者が手順を直感的に理解できます。

とくに、複雑な設定や手順がある場合に役立ちます。たとえば、ボタンを押すタイミングや順番、設定の流れなどを動画で示すことで、誤解やミスを減らし、スムーズに作業を進められるでしょう。

『メデラ』マニュアル動画

『メデラ』の使用方法を紹介するマニュアル動画です。実際の使用シーンを映し出し、注意すべきポイントや操作方法が一目でわかるように工夫されています。忙しいお母さんでも手軽に確認できるよう、短い時間で必要な情報が確認できるのが魅力です。

実写動画のメリットとデメリットとは

実写動画ならではのメリットと、制作する際に気をつけたいデメリットについてくわしく解説します。実写動画のメリット・デメリットを知って、効果的に活用しましょう。

実写動画のメリット

実写動画の大きなメリットは、リアリティや臨場感をそのまま視聴者に伝えられる点です。たとえば商品紹介では、実際の使用感や素材の見た目、サイズ感などを映像でわかりやすく伝えられるため、売上アップが期待できます。

さらに、会社紹介動画に実際の社員を出演させれば、企業の雰囲気や社員の人柄が自然に伝わるでしょう。採用動画では、職場の様子や社員の生の声を伝えることで、応募者に具体的なイメージを持ってもらえます。

また実写動画は、アニメーション動画と比べて制作の手間が少ないこともメリットです。商品やサービスの使用シーンをそのまま撮影し、必要最低限の編集を加えるだけで完成するため、短期間で効果的な動画を制作できます。

実写動画のデメリット

実写動画の主なデメリットは、比較的コストがかかりやすいことです。

実写動画を制作するとなると、出演者の起用や撮影場所の確保、機材の用意などが必要になり初期費用が比較的高額になります。また、屋外での撮影は天候や撮影環境に左右されやすく、撮り直しが必要になった場合は追加コストがかかるでしょう。

さらに、実写動画は抽象的な概念や仕組みの説明が難しく、伝えたいことがうまく伝わらないことがあります。目に見えない要素を表現するときは、アニメーション動画のほうが適していることが多いです。加えて、修正や変更が必要になった場合は動画を撮り直さなければならず、その分時間がかかるのもデメリットです。

実写動画制作の流れ

実写動画は以下のような手順で制作していきます。

  • 企画
  • 構成・台本作成
  • ロケハン
  • 撮影
  • 編集

スムーズに制作を進めるためにも、一連の流れを理解しておきましょう。

企画

実写動画制作は、まず企画からはじめましょう。動画のテーマやターゲット層を明確にし、動画の方向性を決定します。

さらに具体的な制作に向けて、予算はもちろん、絵コンテ(シーンごとの構図や演出)、シナリオ、ロケ地、キャスティングも決めていきましょう。撮影に必要な許可申請や機材の手配も、この段階で確認しておきます。制作をスムーズに進めていくためにも、全体的な制作スケジュールも作成しましょう。

構成・台本作成

次に構成・台本を作成します。動画の流れを決める重要な工程ですので、丁寧に進めていきましょう。

まず全体のストーリーを大まかに決め、その後、シーンごとの流れを細かく決めていきます。台本にはセリフやナレーション、場面の切り替えタイミングを記載し、映像や音楽の使い方も考えながら作成していきましょう。

このステップでは、映像と音声の効果やバランス、視聴者の目を引くような工夫を加えることが大切です。構成・台本作成をしっかり作成すれば、撮影もスムーズに進みます。

ロケハン

「ロケハン」とは「ロケーション・ハンティング」の略で、撮影場所を実際に下見し、撮影に必要な情報を集める作業のことを指します。ロケハンでしか得られない情報も多いため、できるだけ現地に足を運んで確認することが大切です。

ロケハンでは、撮影場所の広さや照明、音響、背景など、映像に影響を与える要素を確認しましょう。また、撮影に必要な許可やアクセスのしやすさもチェックし、機材の搬入・搬出に支障がないようにします。さらに、天候や時間帯によって変わる光の具合や、周囲の騒音などもチェックしておきましょう。

撮影

準備が整ったらいよいよ撮影に入ります。

撮影は台本に基づいて進めますが、天候や周辺環境、予期しないトラブルによって、予定通りに進行できないこともあります。そのため、余裕を持ったスケジュールを組み、柔軟に対応することが重要です。取り直しには時間とコストがかかるため、撮り残しがないかを確認しながら慎重に進めましょう。

また、映像制作会社に撮影を依頼する場合は、依頼者も現場に立ち会うことをおすすめします。現場でシーンの意図や完成イメージを共有し、細かい調整を行いながら進めていけば、よりスムーズに撮影できるでしょう。

編集

撮影を終えたら、次は編集作業に移ります。編集では、撮影した映像やその他の素材を絵コンテに沿って整理し、シーンごとのつながりを意識しながらつなぎ合わせていきます。映像に加えて、テロップ(字幕)やBGM(音楽)を追加していきましょう。

編集が完成した後はチーム全員で映像をチェックし、動画の方向性やクオリティを確認しましょう。複数人でチェックを行い、修正を加えることで、より質の高い動画が完成します。

実写動画制作を成功させる3つのポイント

実写動画制作を成功させるために大切なポイントは以下の3つです。

  • 制作する目的・ターゲットを明確にする
  • 実写動画が最適かを検討する
  • 制作実績が豊富な制作会社に依頼する

上記のポイントを意識して、制作を計画的に進めましょう。

制作する目的・ターゲットを明確にする

実写動画制作を成功させるには、目的とターゲットをはっきり決めることが重要です。目的が不明瞭だと動画の方向性が定まらず、印象が薄くなってしまいます。また、ターゲット層がはっきりしていないと、視聴者に内容が伝わりにくくなるでしょう。

たとえば、商品PRの動画と採用活動の動画では、アプローチやメッセージの伝え方が異なります。また、ターゲット層が若い世代なのかシニア層なのかによって、効果的な映像のスタイルや使用する言葉が変わるでしょう。

動画制作の初期段階でしっかりと目的とターゲットを考えることが、成功への第一歩です。

実写動画が最適かを検討する

動画作成を検討するときは、実写動画だけでなく、他の動画形式も選択肢として考えることも大切です。実写動画はリアルな質感や雰囲気を伝えるのに適していますが、抽象的なイメージや複雑な情報はアニメーションやCGの方が伝わりやすいです。

たとえば、商品紹介には実写動画の方が効果的ですが、システムなど目に見えないものの紹介にはアニメーションやCGの方がわかりやすいでしょう。

目的や伝えたいメッセージ、予算を考慮して最適な動画形式を選ぶことが、動画制作の成功につながります。

制作実績が豊富な制作会社に依頼する

動画を制作会社に依頼する場合は、制作実績が豊富な制作会社を選びましょう。

実写動画の品質は、制作会社の経験や技術に大きく影響されます。豊富な制作実績を持つ会社は、企画から撮影、編集までの各工程で多くのノウハウを持っており、予算や目的に応じて最適な提案ができます。

依頼する前に、過去の実績として公開されている動画のクオリティを確認し、求める動画を作れる会社かどうかをしっかりと見極めましょう。

まとめ

実写動画は、商品のプロモーションや企業のブランディング、採用活動などさまざまなシーンで活躍します。リアルな映像で質感や雰囲気を伝えることができる一方で、制作には時間やコストがかかる点には注意しましょう。

実写動画制作を成功させるためには以下のポイントを意識してください。

  • 制作する目的・ターゲットを明確にする
  • 実写動画が最適かを検討する
  • 制作実績が豊富な制作会社に依頼する

ぜひこの記事を参考にして、クオリティの高い実写動画を作りましょう。

300社・1,000件以上の制作実績を誇る動画制作会社MOBAL(ムーバル)は実写動画の制作実績が豊富です。予算に応じて最適なプランをご提案しますので、ぜひ無料でコンシェルジュにご相談ください!

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